2010年12月4日土曜日

バベットの晩餐会とボナ!つぶつぶ

ボナ!つぶつぶのディナーをいただくとき必ず思い出す映画があります。

バベットの晩餐会。

私の好きな映画のひとつです。

デンマークの質素な若者のいない小さな村に一人の女性が訪れ、

村の姉妹の家に身をよせ暮らし始めます。

(実は彼女はパリの三つ星レストランのシェフでした)

この村は敬虔で禁欲なプロテスタントの村。

食事をするときは味わうことなくただひたすらいただくことが正しいとされていました。

生活を共にするうち彼女はこの村の人達に自分の出せる力の全てを出して食事を振る舞いたいと申し出ます。

そして当日、村人が集まり静かに晩餐会が始まります。

みんな一口食べたその瞬間からおいしさを感じているのがわかるのですが必死にこらえて下を向き食べ続けます。

しかしとうとう一人の老婆が耐えられなくなってほほえみ、声を出しておいしいといってしまいます。

それを皮切りに次から次へと幸福感が伝染して誰もが声を出し笑い合います。

食事の後、満天の星空の下、焚き火を囲んで輪になり歌い踊り静かにそして幸せに夜が更けていきます。

食べることそれだけで人は幸福になれる。

毎日、食事をする度に幸福になれる。

ステキなことです。

つぶつぶの食事もそうですよね。

食べれば食べただけ幸福になれる。

今年のクリスマス、ボナ!つぶつぶで晩餐会をどうぞ。

幸せになれます!

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